「あさイチ」で知った、ドライアイの原因


Eye / zhurnaly

ドライアイは目の表面を潤している涙が乾いてしまう病気です。昨日のNHK「あさイチ」の放送で見たのですが、知らなかったドライアイになる原因がいくつかありました。

①ムチン層
目は、目の表面の涙の上に油膜があって涙の蒸発や感想を防いでいます。そして角膜と涙の間にはムチン層という粘液性の膜があります。このムチン層に何らかの問題が起きて涙が少なくなるというものです。ムチン層が原因のドライアイの場合では、普通の人工涙液や「ヒアレイン」などのヒアルロンサンを含んだ目薬では治りません。

詳しいことはまだ分からないそうですが、昨年漸くこのムチンの分泌を促進する目薬が開発されたそうです。「ジクアホソルナトリウム」というこのくすりの開発によって、これまで治療の効果が見られなかった患者さんにも改善がみられ、今注目されている目薬です。

②アイメイク
ドライアイは、女性のアイメイクによってもおこります。まつ毛の内側の目の粘膜に小さな穴がいくつもあいています。この穴は「マイボーム腺」といい、目の油が分泌されている重要なところです。ここから分泌する油が目に広がって油膜になります。アイラインなどを引く時に、マイボーム腺の上にかかってしますと、そこから油分が出なくなります。

アイラインなどが瞼から外れて粘膜にかかってしまったら、40度ぐらいのお湯に綿棒を浸したもので粘膜をぬぐってあげると取れるそうです。またマイボーム腺は、油の塊などでつまってしまう事があるようです。マイボーム腺が詰まっているのかどうかは、自分では分からないと思いますが、アイマスクなどで目を40度に温めると取れるそうです。目が乾いてるなあと思ったら、とりあえす温めるのが良いかと思います。目は濡らすだけではなく温めると潤いを取り戻すそうです。

③現代人の生活
涙はリラックスりている時に分泌されるため、現代人の常に緊張している様な生活習慣もドライアイに影響をおよぼしています。ストレスがかかっている時には目も乾燥していると考えられます。たばこや過度な飲酒、不規則な生活などもドライアイを引き起こす要因だそうです。


ドライアイは、乾いた目の表面を瞼が上下にこすり上げるので、酷くなると角膜に傷ができます。私は角膜が剥がれて坂剥けのようになっているところを瞼が擦り上げていたので、その痛みは大変なものでした。今は部屋を加湿しヒアレインを注す事で予防しています。これからは目を温めることも加えたいと思います。

番組では、目の洗浄液は防腐剤も入っていて目の周りの皮膚も一緒に洗ってしまい皮膚の汚れが目についてしまうので良くないといっていました。目の洗浄は人工涙液で行うのが良いとの事でした。やはり専門家に聞くのが一番良いと思います。

あさイチ」で解説してくれていた先生のつけていたドライアイ用の眼鏡です。
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