ちっちゃなはさみ。 お米と競り合う大きさです。
昨日の話ですが、朝日新聞の経済面に、米粒よりも小さな
はさみが紹介されていました。今はまだ展示用でしかあり
ませんが、ピンセットで柄の部分を動かす事が出来、ちゃんと
紙を切れるそうです。
チタン製のこのはさみ、全長は3.5ミリ。刃渡りはたったの
1ミリしかありません。こんなに小さいのに、しっかりはさみ
としての機能を果たす事が出来るそうです。日本人の器用さに、
またもや世界中が驚いている事でしょう。
世界小さな歯車も日本の技術で作られています。この歯車は、米粒
の上に何個か乗せられるのだそうです。肉眼では見る事が出来ない
この小さな歯車、重さは100万分の1グラム、直径は0.147
ミリメートル。想像の出来ない世界です。
歯車は、実用化のために開発したものではありませんが、一方の
小さなはさみは、手術器具への応用を目指している、実用化に向
けて、京都の衣川製作所が製造したものです。
医療の進歩、発展は日々進んでいます。それは、こういった技術
を開発してくれる人々のおかげです。私も医療従事者なので
その進歩についていくように、日々勉強を続けて行こうと、
強く心に刻みました。