全録レコーダー PTP「スパイダーゼロワン」(仮名)とは

IFA2009(보더리스TV_어트렉션)

録画も見るのもらくらく、番組時間に合わせて録画するのではなく、これからは自分の好きな時間に見たい番組の見たいシーンだけを選んで視聴できる、そんな時代に突入です。全録レコーダーは来年確実に注目を浴びる家電の1つですが、現在はまだ発売されていません。今分かっている情報をまとめました。(日経トレンディ参考)

主な種類は4つ。このうち東芝の「レグザサーバー」のCMが、福山雅治さんを起用して始まりました。その他PTPから「スパイダーゼロワン」、バッファローの「ゼン録」日本デジタルからは「ハイビジョン・ロクラクⅢ・α」が次々発売される予定です。

番組表や検索機能などが最も分かりやすく使い勝手の良いのは、PTPの「スパイダーゼロワン」。法人向けには既に販売されているレコーダーです。こちらの全録は、TV番組だけでなくCMの検索にも対応し、またさらに優れているのは、ある番組の自分の好きなコーナーだけを検索したり、見たいタレントが出演しているシーンだけを検索して視聴する事が出来る点です。

録画日数は8チャンネルで8日〜15日。電波式のリモコンの使いやすさや、設定も簡単でその点でも秀でているようです。番組表やメニューが全画面表示になっていて見やすいし、検索もしやすく、番組表には出演者、関連企業や関連商品名までが表示されます。

これはPTPが全部の番組やCMをチェックする事でできる独自のデータベースを取り入れる事で可能になっています。番組にコメントしたり、他のユーザーのコメントを見たりできる「ソーシャル機能」も取り入れる予定だそうです。

本体価格は10万円程度の見通しと安いのですが、PTPの「スパイダーゼロワン」を使うには大きなハードルがあります。それが月額手数料。予測ですが数千円かかる見込み。細かなデーターをPTP社員が1つ1つ調べて配信するので検索精度は非常に高いですが、使用料もそれなりにかかります。