ヨーグルトは本当に体に良いのか
今朝のNHK「あさイチ」の特集は、ヨーグルトの効果効能についてでした。ヨーグルトは毎朝必ず食べているのですが、果たしてヨーグルトは本当に体に良いのでしょうか。何となく良さそうだという漠然とした理由で、ヨーグルトメーカーまで買って自家製のヨーグルトを食べていましたが、今日の「あさイチ」がとても勉強になりました。
ヨーグルトが体に良いのは、乳酸菌が住んでいるからです。乳酸菌には様々な種類がありますが、その種類と効果についてはまだ分からない事が多いようです。最も知られているのがビフィズス菌だと思いますが、ヨーグルト200gを3日間つづけて食べると、腸内のビフィズス菌は1・5倍に増える事が実験によってわかりました。
腸内にはおよそ600種類もの細菌が住んでいますが、この菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分けられます。日和見菌とは特に良い働きも害になる働きもしない、何も影響を及ぼさない菌のことです。ところがこの日和見菌は、腸内に悪玉菌が増えると悪玉菌として働き、善玉菌が増えた時には善玉菌となって働くのだそうです。ですから常に善玉菌のたくさんいる腸内に整えておく必要があります。
乳酸菌はもちろん善玉菌ですが、乳酸菌は腸内で乳酸と酢酸をつくります。これが腸のゼン動運動を活発にして老廃物を出してくれるそうです。乳酸菌が腸に届く前に壊れても、菌体の成分は免疫系を刺激するので効果は十分にあるとのことです。ヨーグルトは乳酸菌以外にも必須アミノ酸が多く含まれその数は牛乳よりも多く、また消化吸収の良いたんぱく質やカルシウムが豊富にふくまれているので、お腹に優しい食品だと言えます。
腸内に届いた乳酸菌は、数日で排出されてしまうので、毎日食べる事が大切です。君島十和子さんはヨーグルトにきな粉をかけて食べているそうです。きな粉にはイソフラボンやたんぱく質のほかに、ヨーグルトには入っていない食物繊維が含まれているのでさらにお腹の調子を整え、オリゴ糖もたくさん含まれているそうです。オリゴ糖はビフィズス菌の餌になります。ヨーグルトの乳酸菌がビフィズス菌を増やし、ビフィズス菌がオリゴ糖を食べて増えるので、腸内環境がグッとよくなります。
道端カレンさんはバナナとくるみをフォークでつぶした物をはちみつと一緒にヨーグルトに混ぜて食べているのだそうです。バナナは食物繊維が豊富で栄養価が高く、くるみは良質な脂を、蜂蜜にはオリゴ糖があり、とても合理的な食べ方です。3歳のころからこのレシピで食べていて、今ではお子さんも一緒に食べるのだそうです。
やはりヨーグルトは体に良いお腹を綺麗にしてくれる効果の高い食品だと良く分かりました。因みに私は下記のヨーグルトメーカーを使用しています。
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